2010年09月21日
5つのZone紹介~2-FILTERS 5-SPACES/1
昨日もお伝えした通り終了が近づいてきた
アート展『2-FILTERS 5-SPACES』。
そこで今回は作品のみどころ(?)や見逃しがちな点を二回に分けてご紹介。
と言っても既にSayoko Moonwallから詳細をご紹介させて頂いているので
そちらの記事へのリンク (別窓で開きます) と簡単なご説明になります。
解り辛い作品は展示しなかったつもりですし
原則としては作品の説明はなしないことにしているのですが
今回作品のタイトル等が付いてないためどうしても掴み辛い点もあるので
初見では気付かなかったと言われた点等をご説明させて頂きます。
-----------------------------------------------------------
まず到着したらしばらくそのまま城を向いて (西向) 立ち止まってもらうと良いでしょう。
会場は作り込まれた美しい城ですが、反面はじめてお越しの方にはやや重いSIMです。
左手ポスター、アーチ状入口先の順路地図が見えたら深夜設定にしてお進みください。

● Zone-1 / 歯車 ~ Illustlation - yoyo Quartz ~
入口からすぐ右手の部屋、そこがZone-1 / 歯車の間となります。
この部屋は歯車の仕掛けにより絵を飾った台座が回転しています。
これには意味があります。ただ奇をてらって回転しているわけではありません。
ここには通常の平面に描かれただけの作品は一つも展示しておりません。
足早に通り過ぎるとただの平面作品にしか見えないかも知れません。
しかし、その場に立ち止まり、回転する絵を見つめてください。
絵は様々な表情を見せてくれるはずです。
曲面に描かれた絵に平面を重ねたもの、静かに動く絵、中のオブジェが回転・・・
決してただの平面では見えない世界を映し出すための歯車が
重低音を響かせながらあなたをお迎えします。
-----------------------------------------------------------
:::> Sayoko Moonwall詳細記事~Zone-1
http://gallerysayopiyosubblog.slmame.com/e956367.html
※ピンクの男の子の作品は線画部分が表示されないことがあります。
※その場合絵を直接右クリックしてください。

● Zone-2 / 幻影 ~ Photograph - Sayoko Moonwall ~
Zone-1 / 歯車の間を出て通路の向かい側にある部屋、
(出る場所によっては少し入口付近に戻る) そこがZone-2 / 幻影の間。
TP地点から入口をくぐるとすぐ左手なので、この部屋から巡る人も多い部屋。
黒いカーテンで仕切られたこの空間はZone-1の世界を一度断ち切ります。
ここは竹林や日本庭園の写真が半透過で重ねられ、幻想的な空間を演出しています。
重ね手法の透過は細かく計算されており、作品ごとのぶれの誤差が
単調さを感じさせない表現を司っています。
ここにある写真は個々の独立した写真ではなく、空間そのものを彩ります。
疑似3Dの様、とよく聞くのですが私はそれとはかなり異なる印象を持っています。
ただ、それだけ様々な印象を与える空間であることは間違いないでしょう。
Sayoko Moonwallの絵画のような写真はこれまで数多く発表されてきましたが
ここではそれとはまったく違う表情を見ることができます。
それは、美しいという言葉で終わらない少し怖さを秘めた作品群です。
-----------------------------------------------------------
:::> Sayoko Moonwall詳細記事~Zone-2
http://gallerysayopiyosubblog.slmame.com/e956579.html

● Zone-3 / 刹那 ~ Photograph - Sayoko Moonwall ~
このZone-3/刹那の間は前のZone2/幻影の間へと繋がっています。
しかし、一見するとZone2に通路のようなものは見えません。
実は奥に壁のように飾られた竹の写真 (竹林に挟まれている) の中央から降り注ぐ
木漏れ日の中 (竹写真中央) を通り抜けられるようになっています。
この部屋は今回の展覧会で最も暖かい想いが詰め込まれた特別な空間です。
映写機が映し出す飾り気の無い、さりげないスナップショット。
作品を意識して撮られた写真は確かに美しい。しかし、日常のさりげない
瞬間を切り取ることこそ、Sayokoが本当に大切にしたい世界なのです。
そして空からは雨粒に包まれた写真が降り注ぎます・・・これは雨ではなく涙です。
今はもう美しいものを見ることもできない人・・・
Sayoko Moonwallはそういった人のためにシャッターを切ります。
-----------------------------------------------------------
:::> Sayoko Moonwall詳細記事~Zone-3
http://gallerysayopiyosubblog.slmame.com/e956715.html
※Zone-3/刹那の間へは奥の竹林写真を通り抜けることで移動できます。
今回の記事は続き記事になります。
第二回の記事は下記リンク~22日の記事をご覧ください↓
● 5つのZone紹介~2-FILTERS 5-SPACES/2
http://gallerysayopiyo.slmame.com/e970268.html
Metaworld Rhizome SIMにて開催中のアート展は9月30日で終了となります。
Rhizome城の1Fにて5つのエリアに分かれての開催です。
全てのエリアを巡回できなかった人が続出しておりますが全ゾーンお見逃しなく。
オープニングギフトや、今回グループ限定を解除した
壁掛けカレンダー (9月暦) ご用意しております。
世界中のギャラリー関係者が多く訪れる、
RLでは決して実現できない趣向を凝らした期間限定アート展となります。
この機会をお見逃しなく。
『2-FILTERS 5-SPACES』
~ 平面の向こう側にある世界 ~
Art Gallery Sayopiyo in Rhizome
http://slurl.com/secondlife/Rhizome/166/99/32

※ソラマメ表紙に時折表示される下記バナー広告クリックで説明ページへ飛べます。

展覧会の詳細は過去記事から ↓
● 2-FILTERS 5-SPACES ~平面の向こう側~
http://gallerysayopiyo.slmame.com/e947847.html
※随時更新されています。
間もなく終了~幻想的アートの展覧会直行SLurl ↓
● Rhizomeギャラリー~2-FILTERS 5-SPACES
http://slurl.com/secondlife/Rhizome/166/99/32
※深夜設定推奨です。
● gallery Sayopiyo (本館)
● gallery Sayopiyo (アトリエ)
アート展『2-FILTERS 5-SPACES』。
そこで今回は作品のみどころ(?)や見逃しがちな点を二回に分けてご紹介。
と言っても既にSayoko Moonwallから詳細をご紹介させて頂いているので
そちらの記事へのリンク (別窓で開きます) と簡単なご説明になります。
解り辛い作品は展示しなかったつもりですし
原則としては作品の説明はなしないことにしているのですが
今回作品のタイトル等が付いてないためどうしても掴み辛い点もあるので
初見では気付かなかったと言われた点等をご説明させて頂きます。
-----------------------------------------------------------
まず到着したらしばらくそのまま城を向いて (西向) 立ち止まってもらうと良いでしょう。
会場は作り込まれた美しい城ですが、反面はじめてお越しの方にはやや重いSIMです。
左手ポスター、アーチ状入口先の順路地図が見えたら深夜設定にしてお進みください。

● Zone-1 / 歯車 ~ Illustlation - yoyo Quartz ~
入口からすぐ右手の部屋、そこがZone-1 / 歯車の間となります。
この部屋は歯車の仕掛けにより絵を飾った台座が回転しています。
これには意味があります。ただ奇をてらって回転しているわけではありません。
ここには通常の平面に描かれただけの作品は一つも展示しておりません。
足早に通り過ぎるとただの平面作品にしか見えないかも知れません。
しかし、その場に立ち止まり、回転する絵を見つめてください。
絵は様々な表情を見せてくれるはずです。
曲面に描かれた絵に平面を重ねたもの、静かに動く絵、中のオブジェが回転・・・
決してただの平面では見えない世界を映し出すための歯車が
重低音を響かせながらあなたをお迎えします。
-----------------------------------------------------------
:::> Sayoko Moonwall詳細記事~Zone-1
http://gallerysayopiyosubblog.slmame.com/e956367.html
※ピンクの男の子の作品は線画部分が表示されないことがあります。
※その場合絵を直接右クリックしてください。

● Zone-2 / 幻影 ~ Photograph - Sayoko Moonwall ~
Zone-1 / 歯車の間を出て通路の向かい側にある部屋、
(出る場所によっては少し入口付近に戻る) そこがZone-2 / 幻影の間。
TP地点から入口をくぐるとすぐ左手なので、この部屋から巡る人も多い部屋。
黒いカーテンで仕切られたこの空間はZone-1の世界を一度断ち切ります。
ここは竹林や日本庭園の写真が半透過で重ねられ、幻想的な空間を演出しています。
重ね手法の透過は細かく計算されており、作品ごとのぶれの誤差が
単調さを感じさせない表現を司っています。
ここにある写真は個々の独立した写真ではなく、空間そのものを彩ります。
疑似3Dの様、とよく聞くのですが私はそれとはかなり異なる印象を持っています。
ただ、それだけ様々な印象を与える空間であることは間違いないでしょう。
Sayoko Moonwallの絵画のような写真はこれまで数多く発表されてきましたが
ここではそれとはまったく違う表情を見ることができます。
それは、美しいという言葉で終わらない少し怖さを秘めた作品群です。
-----------------------------------------------------------
:::> Sayoko Moonwall詳細記事~Zone-2
http://gallerysayopiyosubblog.slmame.com/e956579.html

● Zone-3 / 刹那 ~ Photograph - Sayoko Moonwall ~
このZone-3/刹那の間は前のZone2/幻影の間へと繋がっています。
しかし、一見するとZone2に通路のようなものは見えません。
実は奥に壁のように飾られた竹の写真 (竹林に挟まれている) の中央から降り注ぐ
木漏れ日の中 (竹写真中央) を通り抜けられるようになっています。
この部屋は今回の展覧会で最も暖かい想いが詰め込まれた特別な空間です。
映写機が映し出す飾り気の無い、さりげないスナップショット。
作品を意識して撮られた写真は確かに美しい。しかし、日常のさりげない
瞬間を切り取ることこそ、Sayokoが本当に大切にしたい世界なのです。
そして空からは雨粒に包まれた写真が降り注ぎます・・・これは雨ではなく涙です。
今はもう美しいものを見ることもできない人・・・
Sayoko Moonwallはそういった人のためにシャッターを切ります。
-----------------------------------------------------------
:::> Sayoko Moonwall詳細記事~Zone-3
http://gallerysayopiyosubblog.slmame.com/e956715.html
※Zone-3/刹那の間へは奥の竹林写真を通り抜けることで移動できます。
今回の記事は続き記事になります。
第二回の記事は下記リンク~22日の記事をご覧ください↓
● 5つのZone紹介~2-FILTERS 5-SPACES/2
http://gallerysayopiyo.slmame.com/e970268.html
Metaworld Rhizome SIMにて開催中のアート展は9月30日で終了となります。
Rhizome城の1Fにて5つのエリアに分かれての開催です。
全てのエリアを巡回できなかった人が続出しておりますが全ゾーンお見逃しなく。
オープニングギフトや、今回グループ限定を解除した
壁掛けカレンダー (9月暦) ご用意しております。
世界中のギャラリー関係者が多く訪れる、
RLでは決して実現できない趣向を凝らした期間限定アート展となります。
この機会をお見逃しなく。
『2-FILTERS 5-SPACES』
~ 平面の向こう側にある世界 ~
Art Gallery Sayopiyo in Rhizome
http://slurl.com/secondlife/Rhizome/166/99/32

※ソラマメ表紙に時折表示される下記バナー広告クリックで説明ページへ飛べます。

展覧会の詳細は過去記事から ↓
● 2-FILTERS 5-SPACES ~平面の向こう側~
http://gallerysayopiyo.slmame.com/e947847.html
※随時更新されています。
間もなく終了~幻想的アートの展覧会直行SLurl ↓
● Rhizomeギャラリー~2-FILTERS 5-SPACES
http://slurl.com/secondlife/Rhizome/166/99/32
※深夜設定推奨です。
● gallery Sayopiyo (本館)
● gallery Sayopiyo (アトリエ)